「今週は股関節が気になっていて、徐々に痛みが増していきました。医師のアドバイスを受けて、これ以上プレーしないで症状を悪化させることが最善であると判断した」と世界ランキング2位の選手はソーシャルメディアで語った。

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マドリード(AP通信)―第1シードのヤニク・シナーは水曜日、股関節の負傷のためマドリード・オープンを棄権した。
シナーは火曜日の4回戦でカレン・ハチャノフを破り、木曜日の準々決勝でフェリックス・オジェ=アリアシムと対戦する予定だった。
「ここマドリッドでの次の試合を棄権しなければならないのはとても悲しい」と世界ランキング2位の選手はソーシャルメディアで語った。 「今週は股関節が気になっていて、徐々に痛みが増していきました。医師のアドバイスを受けて、これ以上プレーして症状を悪化させないことが最善であると判断した。」
22歳のシナーは、今月後半に全仏オープンが始まる前にローマでプレーすると予想されていた。
全豪オープン優勝者は今季28勝2敗の戦績を保持しており、マドリードでは3度目の出場となった。
オジェ・アリアシムは2022年のパリ以来、初めてのATP1000準決勝に出場する。カナダ人選手は第3シードのダニール・メドベージェフか第30シードのイリ・レヘチカと対戦することになる。