ディミトロフがツアーレベルでシーズン40勝に到達したのは、ATPファイナルズで優勝した2017年以来初めてだ。
パリ(AP通信)―金曜日、グリゴール・ディミトロフがフベルト・フルカシュに6-1、4-6、6-4で勝利し、パリ・マスターズ準決勝への出場権を獲得し、ライバルのATPファイナル出場の望みは絶たれた。
第11シードのフルカシュは、19本のサービスエースを打ったにもかかわらず、準々決勝の試合で3度サービスを落とした。彼はもうシーズンのトップ8選手以内に入ることができなくなった。
32歳のディミトロフは、キャリアの中で2度目となる室内トーナメントでベスト4に進出した。
ディミトロフがツアーレベルでシーズン40勝に到達したのは、ATPファイナルズで優勝した2017年以来初めてだ。ブルガリア人選手には準決勝で第7シードのステファノス・チチパスと対戦し、その記録を更新するチャンスがある。
ディミトロフは好調を維持しており、先月の上海マスターズでも準決勝に進出した。
フランステニス パリマスターズ
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「今のところ体の調子は良い。それが最も重要なことだ」と、3度のブレークポイントをすべて成功させたディミトロフは語った。 「頭の状態は良い。毎試合一貫してそのようなプレーができれば、より良い成績を収められる立場に自分を置くことができる。今日も例外ではなかった。」
ハルカシュはスタートこそ良くなかったが、第7ゲームでブレークされるまで、1セットずつ同点に追いつくまで懸命に戦った。
「(フルカッチは)サーブで間違いなく燃えていた」とディミトロフは語った。 「彼に対して何を期待すべきかは分かっていたが、休憩が取れるかどうかは分からなかった。非常に集中力を維持しなければならなかったし、ラリーに参加する機会があるたびに何かをしなければならなかった。今日はわずかなポイントが大きな違いを生んだ。」
チチパスはカレン・ハチャノフを6-3、6-4で難なく破り、キャリア300勝を達成し、3年連続の準決勝進出を達成した。チチパスは今週パリでまだセットを落としていない。
トップランクのノバク・ジョコビッチは金曜日後半の準々決勝でディフェンディングチャンピオンのホルガー・ルーンと対戦する。デンマーク人は昨年の決勝でジョコビッチを破った。
ディミトロフがフルカシュを破り、パリ・マスターズで2度目の準決勝進出